妙に自信満々の方が却って怪しいものです。
ノート型PCのキーボードにビールを溢してしまって修理が必要というお客様。名前を伺うと日本人ではない。ただ話す日本語は十分達者だ。
修理を受け付けるにはパソコンの「型名(Model)」と「製造番号」の情報がどうしても必要。実は以前に1回他の担当者が電話を受けていて、その時実機も保証書も手元にないとのことで、準備してから再度連絡をということになっていたようだ。
私が今日電話を受けた時、パソコンは手元にあるが保証書はない、但し探せばあるはずだと言っていた。パソコンが手元にあれば機種情報は確認できる。早速必要事項を確認。
「Model」と書いてあるか「型名」と書いてある項目を探すようお願いするが、たかだかノートパソコンの底面を探すのに、5分以上経っても必要な記載事項は見つからない。
通常の流通過程で、そのような必要事項の記載されたシールなどが剥がされることはない。あるとすれば、それが盗品であるような場合くらいだ。そして、シールが剥がされているようなパソコン、つまり盗品である可能性があるパソコンについてなど、技術サポートにせよ修理にせよ、受け付けるわけにはいかない。
とにかく埒が明かない。仕方がないので、保証書を準備してもう1度連絡するよう促す。すると、
「保証書にそれが書いてなかったらどうするんだ!?」
と急にキレ出した。
ンなこたないっつーの。「型名」も「製造番号」も記載のない保証書なんて。要するに探すのめんどくさいんだろ?
挙句、今度は保証書はないと言い始めた。言うことがテキトー過ぎる。
保証書がないんだったら、何とか必要な情報を、限られたエリアからではあるが、探してもらう他ない。だが、これはこれで絶対にないと言い張る。
仕方がないから、販売店に修理依頼をするよう提案する。それならば本体底面に本当に記載がないのかどうか、そういうことに慣れた店員が確認できるから。だが、それは時間がかかるからイヤだと言う。アンタの都合だけで物を言うなよ。
こっちでは引き受けられない事情は変わらないから、一応対応終了。ただ、途中から半クレーム化していたから、上司が様子を見に来ていた。で、ちょっと放置できない案件だからと、別な担当者から再度連絡させたようだ。
で、結局は確認取れたらしい。つまり、ちゃんと「型名」も「製造番号」もあったとのこと。担当者に聞くと、日本語は話せるがあまり読めないのだそうだ。
そんな状態で一体どうやって確認したのか不思議なのだが、そんなことより、ろくに日本語読めもしないくせに、「Model」はともかく、「型名」表記も絶対にないなどと言い張るなよ。あったじゃねーか、実際。
マウスが使えなくて困っている、何とかしてもらわないと困る、というお客様。
面倒だなあ。何とかしろと言われても、故障だったら部品交換になるから、今日言って明日なんて話にはならないし。
聞けばワイヤレスマウス。電池は交換したのか伺う。
すると、交換はしていないが、絶対に電池ではないと言い張る。で、根拠は?
するとこれまた言うことがいい加減で、電話してきた当初は「マウスが全く使えない」と言っていたはずなのに、今度は特定の方向に動かないのだと言う。完全に動かないわけではないのだから、電池の問題であるはずがないと思い込んでいるようだ。
しかし、実際にはそういうものではない。電池消耗の結果、マウスが断続的に反応したりすることはあるのだ。絶対に電池の問題ではないと断言していいのは、電池(アルカリ指定)を交換した直後だけだ。そのことを懇々と諭す。
ブツブツ言いながら電池交換を始めたようだが、しばらくすると何かに驚いたような「アッ!」という声が聞こえ、電話が切れた。
携帯電話からの入電で、番号も確認していたから、すかさず折り返し電話する。しかし…。
電波が悪いわけではなく、ちゃんと呼び出し音も鳴っている。ちょっと長いような気もするが、こういう時はコール音20回と決まっているので、待つ。しかし出ない。それから数分おきに電話するが、やはり出ない。
結局他の対応をこなしながら、1時間おきくらいに電話するが、いずれもコール音20回、先方出ず。その間、先方からセンターに電話が入ったという記録もない。
「何とかしてもらわないと困る!」と、ちょっとした剣幕で電話してきたお客様。あなたの仰る通りだとすると、私はまだ何もして差し上げてないことになるんですが…。
こちらからの電話にもお出にならず、解決していないはずでしょうに再問い合わせもないのは、一体どうしたことでしょう?
テーマ:パソコンサポート│ジャンル:コンピュータ
ス・テ・キなお客様
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│2006/05/30(火)23:45






