結局は実務経験、かな?

今日は「ほなが」さんからのコメントをネタにして、返信する形式で書きたいと思います。
(おっと、随分久し振りの敬体。)


就職決定おめでとうございます

ありがとうございます。




私はバブル世代なので新卒時は何の苦労も無く就職し、
転職時も勉強時間確保のため零細な会計事務所をあえて選んだフザケた就活でした
まかろにぐらたんさんのような多芸の持ち主でもけっこう苦労されるのだと初めて知りました


謙遜するわけではないですが、私はむしろ今回、自分の「無芸」を痛感した次第です。具体的には、以前このブログでも書きましたが、資格に対応する職務経歴がイマイチだということ。

履歴書の資格欄なんてのは、例えて言えば、「昔、ピアノを習ったことがあります」程度の話なんだろうなと。

確かに、再びその内容に触れれば、ゼロからスタートするより人よりはいくらかマシでしょうけれども、企業側も中途採用であれば即戦力を求めるわけで、どんな資格を持っているかよりは、自社が必要としているスキルを持っているかどうか、社労士の資格を持っていますなんてのよりも、前の会社ではずっと給与計算やってましたって方が、はるかに戦力として計算できるんだろうと。まあ、ここで改めて言うまでもないことですが。

まして、今年どうにか1科目目鼻が付きそうだという状態で、税理士事務所で修行したいなんてのは、先方からすればいい迷惑でしょう。




どうにも中途半端な履歴書であり、職務経歴書だなというのが、この1ヶ月書類を作り続けて感じたことです。

社労士の資格を持っている割には、その方面の職歴はパッとしない。基本情報技術者に至っては、全く何もない。(あれはプログラム開発とか、そういう方面の資格であり、資格取得の際に学んだことが電話サポートを行う上で役に立ったなんてのは、あくまで私の個人的な事情でしかありません。)逆に、仕事で一応英語と長年向き合っていた割には、英語も大したことはない。

結局、自分はこれだったら負けないというものが、自分で見てもあまり感じられないわけです。




私は最近税理士試験の結果が気になって落ち着かない日々を過ごしています

そろそろ、ですね。しかし、私は全く無関心に近いです。今年の発表日がいつだったか、正確な日付は今も知りません。

1つには、財務諸表論は大丈夫なんじゃないの、と思っていること。

また、結果がどうであれ、この1年については簿記論と消費税法で行く方針を固めています。結果がどっちに出ても当面の方針には変更がないですし、不合格であったとしても一応勝負にはなったんだという事実だけで、モチベーション維持には十分だと思っています。

先もまだ長いですし…。



社労士の学習が進んできましたが、
やはり税理士試験とは毛色が違いますね〜
想像以上に時間が割かれる、といった印象です今のとこ


今どの辺を勉強しているのか分かりませんけど、あまり最初から全部分かろうとしない方がいいと思います。

社会保険についても労働関係についても、その内容が万人向けに分かりやすいものだったとしたら、日本の社会はもっと違ったものになっていたのではないかと、私は考えています。

分からなくて当たり前、くらいの開き直りでもいいかもしれません。実際私も、分からない論点は最終的には放棄しました。そんなところにこだわらなくても、易しいところだけでも合格点は十分得られます。

DVD講座、でしたね。折角カリキュラムがあるのに、先走る必要はないと思います。恐らく基本問題集があるだろうと思いますから、とにかく繰り返し解く。

と言いつつ、2回転もさせればある程度方向性が見えるのではないかと。

マグレで2連勝は、そうそうできるもんじゃないと思います。

個人的には2連敗したところはそのまま3連敗以上してしまうものが割と多く、厚生年金を中心に、最終的に捨て論点にしたところが多かったような気がします。

ポイントは1勝1敗の問題ではないかと、個人的には考えました。特に○→×となったパターン。理由は合格体験記に書いていると思うので、ここでは省きます。




私もある程度消費税法の勉強が進んできたので、ちょっと断定的に言わせてもらいましょう。

賞金はいくらでもいい、仮に100万円とでもしておきましょうか。

今の状態から来年の8月に社労士か税理士の税法1科目、どちらか合格したらその賞金をやるよと言われたら、今からでも迷わず社労士にします。

「ほなが」さんにしても、税法の理論よりは与し易しと、内心思っているはずです。

お互い、頑張りましょう。

テーマ:資格試験│ジャンル:就職・お仕事
社労士と税理士 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/12/02(日)15:25

「社労士 税理士 どちら」(その5)

財務諸表論の理論暗記と消費税法の理論暗記。前者は純粋に「理論」って感じだったけれども、後者はあまりそういう感じがしない。じゃあどういう感じかと言うと、当たり前のことながら法律の条文。

財務諸表論の時は、授業前のミニテストや定例試験を何回か受ける間に、どうやら丸暗記じゃなくてもいけそうだという感じがした。出題形式が丸暗記したものを書かせるばかりではなかったからだ。

ある程度文章を書かされる問題であっても、必ずしも丸暗記したものを忠実に書いていたわけではなく、キーワードを外さずに、後は自力で作文したところも結構多かった。そして本番の試験では、丸暗記した文章を書いた記憶がない。全体的にそういう問題じゃなかったし、後半の長い文章を書かされそうな問題は、論点的にもノーマークに近かったこともあり、解答自体を放棄した。

一方、消費税法。今のところのミニテストは、覚えたところから不要な論点を除去した残りを書かされるものばかり。どうやら1字1句違っちゃいけないってわけではないようなんだが、とは言え自力の作文で逃げられるという性質のものでもなさそう。

財務諸表論の方が答案作成における自由度は大きいということになりそうなんだが、自力で作文するからには、その理論が言わんとしていることを十分に理解していなければ、支離滅裂なものになりかねない。また、条文を何も見ないでほぼ完全に書けるようになる頃には、その条文に関しては完全に理解できている。

次の週には一旦今週の理論は忘れてもいいと言われているが、何も見ないで書くことはできなくなったとしても、その理論がどのようなことを説明しているのか、その条文が何を要求しているのかといった理解までが白紙に戻るわけではない。

1回目の暗記は、暗記を要求されているのではなく、暗記という手段を使って、曖昧さのない厳密な理解を求められているのだと、私は割り切って考えている。そして、曖昧さが残った部分については、筆が進まないという明確な形で、如実に現れることになる。



一方、社労士の勉強の時はどうだったか。

勿論、その場で完全に理解できればそれに越したことはないが、それにあまりこだわる必要はなかったように思う。と言うのも、最終的に求められるのが、選択肢の文章の間違い探しに過ぎないからだ。

まずそういう問題になると、いわゆる受験テクニック的なものが幅を利かせてくることになる。
「…は〜の場合だけである。」
のように、妙な限定がかかっているような選択肢は疑わしい、とか。

その他、似通った言葉(組織名や、以下・未満の区別など)で引っ掛けさせようとか、本質的な法や制度の理解とは無関係な部分がポイントになっている場合もある。

こういうテクニックってのは、社労士試験だけのものではなく、行政書士や宅建といった、マークシート式の試験ならばある程度共通するもの。だから、正誤判定を行うのにポイントとなりそうな語句などを重点的に覚えてさえいれば、制度そのものの理解が不十分であっても、問題自体は解けてしまう可能性がある。

制度の理解とかってことについて言うと、例えば健保をやって、年金関係を一通りやって、比較ができるようになってくると個々の制度がよく見えてくるとか、最初にやった時にはスッキリしない、曖昧さが残る状態であっても、後になってそれが解消されるケースが割とある。

とにかく、あまり細かいことに神経質になるような試験ではなかったような気がする。




再び税理士試験について考えてみると、あまり受験テクニックってのはないなぁ。

計算の仕方を工夫するとかっていうのを、テクニックと言って言えなくはないけど。税理士試験に関しては、他の試験でも通用するような普遍的なテクニックって、今のところちょっと見当たらない。

あまり誤魔化しが効く試験じゃないことは確かだと思う。

テーマ:資格試験│ジャンル:就職・お仕事
社労士と税理士 | コメント(2) | トラックバック(0)2007/10/22(月)00:13

「社労士 税理士 どちら」(その4)

簿記3級から始まって、税理士試験の勉強に取り組むようになってから、昔新聞を定期購読していた頃にはほとんど読み飛ばしていた経済面を読むのが楽になったということは、これまでにも何度か書いてきた。

しかし、新聞で読んだことが税理士試験の勉強に役立ったという経験は、今のところない。




私が新聞の定期購読を再開したのは、合格した社労士試験受験の直後からなのだが、勉強したことによって、それまでならば読み飛ばしていたであろう記事を、関心を持って読めるようになった。場合によってはそれで食っていこうというのだから、関心を持ち続けなければならないと自分に言い聞かせていた部分はあるのだけれど。

そうやって新聞を読み続けていて感じるのは、もし社労士を目指していた時期にこうやって新聞を読んでいたら、少し違った展開になっていたかもしれないな、ということ。ここ1,2年だけの話なのかもしれないが、社労士のテキストに載っていそうな事項に関連する記事を、結構たくさん見かける。

医療・年金とか労働関係の記事ってのは、基本的には全国民に関係のある話。そのためか、要所要所では語句解説が載っていたりもする。最近記憶に残っているものとしては、派遣業法の変遷が、簡単な解説記事として載っていたのではなかったかと。

勿論、新聞記事で読んだ程度の知識だけで試験に合格できるわけではないが、基本テキストを眺めている時に、聞き慣れない語句のオンパレード状態になってしまうよりは、
「ん? これに関する話、新聞で読んだかも…。」
程度であっても、その方がいくらかマシだろう。

まして、社労士試験には「一般常識」という、出題範囲があるんだかないんだか分からないような科目がある。

この科目をどうやって攻略するかってのは、恐らくどの受験生も悩みの種だろうとは思うんだけど、まず欠かせないと思われるのが「白書」に関する勉強。

白書に載るような統計の中でも主だった部分は、新聞でそれなりの扱いを受けることも多いし、ベタ記事でさりげなく触れられている数字が、意外と社労士の白書系の知識とリンクしていることもあるんじゃないかと。

大体「一般常識」の学習ってのは後回しになることが多いと思われるが、その時期になって白書関連教材とか資料とか眺めた時に、初めてそういう数字や傾向・動向に接するよりは、事前に新聞で大枠を掴んでいた方が、気分的にはラクなんじゃないかと思われる。

とか何とか言いながら、私は社労士受験をしていた当時、ニュースは専らTVとインターネット。だから新聞を読まなきゃ合格できないなんていうつもりはサラサラないけど、厚生年金の保険料率の数字とか、ニュースでやってたなぁというものは、苦もなく頭に入った。

だから、当時も今のように新聞を読んでより多くの情報に接していたら、テキストだけの無機的な知識としてではなく、日常の、そこら辺に転がっているニュースと有機的に結び付けて、もっと楽に知識整理できていた可能性はあったんじゃないかと思う。



税理士試験について、新聞を読むことによるメリットは今のところ感じていないと冒頭で書いたが、それは今のところの話。将来的には、それなりに効果を感じることもあるのではないかと思っている。

だが、税理士試験の半分は計算問題(簿記論は全部)。計算問題を解くのに、ニュースから得た情報がモノを言うとは、どうにも考えにくい。

その点社労士試験は、法律の条文を含めた情報量がモノを言う試験。ニュースソースは、テキスト以外にも色々なところに求めておいた方がいい、ということなのかもしれない。

テーマ:資格試験│ジャンル:就職・お仕事
社労士と税理士 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/10/15(月)23:20

「社労士 税理士 どちら」(その3)

これだけ巷で年金問題だとか労働問題が話題になっていると、社労士試験の問題にも何らかの影響が出るのではないかと思っていたのだが。

喫煙所でよく顔を合わせる社労士科の講師と、社労士試験の動向なんかについて話したりする。今年の社労士試験終了直後に、上の疑問をぶつけてみた。

返ってきた答えは予想通りと言えば予想通り。教える側としてもそういう警戒は一応していたが、結局時事っぽい問題は1問くらいだったとのこと。

hotな話題ってのは多くの場合、結論がまだ出ていないわけで、結論が出ていない問題を試験の問題にはしづらいだろうってことは、私も教育産業で試験問題作成に携わったことがあるから想像できた。

学習塾講師だった私が試験問題を作成するにあたり、時事的な問題を考慮する必要ってのはないわけだが、こちらで公表する「正解」に異論を挟まれる余地が残ってはいけないので、良くも悪くも無難な問題を作ることになる。それでなくとも社労士試験の問題は、ここ数年あまり評判が良くなかったようだし。(ちなみに、今年は割と標準的な問題だったらしい。)

そうは分かっていながらも、ニュースが試験問題に影響を及ぼすのではないかと私が考えた理由は、社労士試験ってのは「実務家」となることを前提とした試験だということ。

この点だけなら税理士もそうじゃないかと言われそうだが、社労士試験には「一般常識」科目なるものが、社会保険編、労働編と2科目もある。選択式と択一式ということも含めて考えれば、4種類の問題に取り組まなければならない。

また、私はまだ税理士試験は会計科目くらいしかやっていないので、あまり断定的には言えないけれども、税理士試験と社労士試験、扱っている内容の「ナマモノ」度で言えば、現時点では社労士の方がその度合いが強いと思っている。

(長くなってきたので、今日はこの辺で。あと1回とか言ってたけど、もう少しこの話題で書けそうね。)

テーマ:資格試験│ジャンル:就職・お仕事
社労士と税理士 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/10/14(日)23:42

「社労士 税理士 どちら」(その2)

税理士と社労士、どちらかを取りたいという場合や、いずれは両方取りたいとは思っているが、とりあえずどちらから攻めるかで迷っているという場合、アドバイスを求められれば私は社労士を勧めると思う。理由は簡単。働きながらであっても、最短1年でケリが付くから。

税理士を、働きながら1年でケリを付けるのが不可能だと言うつもりはないが、それを可能にするだけの能力と自信があるのだったら、そもそも社労士とどちらからなんてことで悩まないだろう。

客観的に早く手に入りそうなものから手に入れて、先のことはそれから考えた方が合理的じゃないかと思う。

しかし、だ。

あまり現実的な話じゃないかもしれないが、もし何があっても絶対両方取る、取らない限りは開業しないんだ、みたいな条件設定だったら、先に税理士受験を勧めるかもしれない。

最初からある程度の長期戦を覚悟するなら、気力・体力が充実している内に、負担の大きいことをやっておいた方がいいという考え方もあるから。





社労士試験から税理士試験に転じた場合、勉強方法はほとんど「足し算」になると言っていいと思う。

具体的にはまず、社労士には計算問題がない。過去に労働保険の概算保険料を計算する問題があったと思うが、所詮マークシートの、正解の選択肢が用意された問題でしかない。

社労士の試験ってのは法律の試験。税理士試験の税法科目の理論の勉強方法と、通じるところはあるかもしれない。条文や解説の読み込みだ。

私自身はあまり読み込んだ方ではないが、読み込む人は徹底的に読むらしい。とは言えマークシートの試験だから、条文を何も見ないで書けるようになるところまでを目標にする必要はない。しかし、税理士試験では一応それを目標として取り組むことになるから、ここも「足し算」である。




と言うことは、税理士試験から社労士試験に転じる場合は、ある程度「引き算」でいいということになる。

まず、計算問題がなくなる。

制度や法律の理解については、とりあえず税法科目の理論暗記をするつもりでやれば格好は付くと思われる。テキストに書かれている内容を全部覚えれば、問題は解けるわけで。

しかし、実際には全部覚えるなんてのは無理だろうし、実際問題を解いてみれば、選択肢が用意された問題に対して、税法の理論暗記と同じレベルでやるのは無駄ですらあると気付くことになる。すると、ここでも「引き算」が発生することになる。

ただ、この主に「引き算」ってのがクセモノかもしれない。と言うのも、それだけ勉強方法や内容が単調になりやすいから。私が、大してできるわけでもないのに、税理士試験の勉強の方が面白い、好きだと言えるのは、「覚えること・知ること」と、「考えること」がほどほどに配合されているから。

計算問題の最終値がピタッと合った時の、ああいう爽快感は社労士の勉強では味わえない。

(あと1回だな。)

テーマ:資格試験│ジャンル:就職・お仕事
社労士と税理士 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/09/30(日)02:05

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プロフィール

まかろにぐらたん

Author:まかろにぐらたん
平成17年、社会保険労務士試験合格(しかし今のところ開業予定なし)。現在は税理士試験が目標。

学習塾講師(英・数・国)から製造請負業管理業務、パソコン電話サポート業務(派遣)を経て、現在語学教育・翻訳・通訳等を中心とした会社に勤務。

社労士以外の保有資格:
基本情報技術者、初級システムアドミニストレータ、Microsoft Office Specialist(Word,Excel,Access)、CS検定2級(ワープロ、表計算、データベース)、TOEIC、日商簿記3級、他

元祖・潜望鏡を上げろ

このブログのルーツ。短期間ではあったが、笑えそうなネタについてはこちらの方が豊富。最近はネタが少なくて…。

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